2022/12/23 07:00


サンタクロースを信じていますか?
私は中学生になるまで信じていました。
それは父が本気の本気でサンタクロースをやり切ったからです。

どうも、まっすんです。今日は聖夜の物語をお届けします。


小学校へ入るとやんちゃな男子が「サンタクロースなんか信じてやんの!」と騒ぎ出します。
女子たちも「知ってるー?あれ、お父さんなんだよ」とオトナぶりました。
サンタクロースを信じて疑わない私はびっくり仰天。急いで父に確認しました。
すると「サンタクロースはいるよ。会いたいならリビングで寝てみたら?」という返事。

そこで、その年のクリスマスはツリーの横に布団を敷いてもらい、寝ないように頑張って、頑張って…がんばっ…。
目覚めると靴下いっぱいのお菓子と欲しかったプレゼントが!!
なーんだ。やっぱりサンタクロースはいるんだ。
私は心からほっとしました。


しかし毎年クリスマスが近づくと「プレゼントが隠してあった」「トイレに起きたら親がプレゼント置いてた」という、ちょっとリアルなサンタいない説が出回りました。
その度に確認する私を、父は難なく論破します。
私は隠されたプレゼントがないか家中を探し、サンタクロースを捕まえるために罠を仕掛け、それでもダメならトナカイを捕まえる為にエサを仕掛け…(笑)

毎年奮闘しましたが「サンタクロースがいない」証拠は掴めませんでした。


冬の冷えた空気、ツリーの香り、瞬く豆電球。
そしてツリーの下に並ぶプレゼントと散りばめられたお菓子。
子どもの頃の私にとってそれは夢のような光景で、今もはっきり覚えています。

ある年はサンタクロースの袋が破けてしまい、玄関の外まで点々とお菓子が落ちていました。
またある年は、サンタクロースへ出したお手紙の返事が外国から届きました。

そのようにして父は13年の間、あの手この手でクリスマスを楽しませてくれたのです。
(物語はあっけなく幕を閉じますが、夢がなくなるので書きません。)

子どもが産まれた今は私がサンタクロースになり、全力でサプライズを仕掛けています。
それは鮮明に残るあの頃の高揚感を、子どもたちにも伝えたいからです。


今年はとても多くの方にプラスニドのギフトを選んでいただきました。
備考欄に「配達店留めにしてください」と書いてあったときは(サプライズかな?)と成功を祈り、お届け先が注文者さまの住所から遠い時には(離れた場所にいても想っているんだな)とほっこりしました。
そしてたくさんの方がお届け日を『12月24日』と指定されることに、とても心が温かくなりました。

大切な方へのプレゼントにプラスニドの製品を選んでいただき心よりお礼申し上げます。
私たちが送り出した数だけの喜びがクリスマスに起きるのかと想像するだけで、とんでもなく幸せな気持ちになります。

皆さま、どうか素敵なクリスマスをお過ごしください。


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